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ドアには、人々の暮らしの安全レベルを満たす性能が求められます。

ドアの性能

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防火性とは建築物の火災に対する安全性レベルを表す性能です。建築基準法、建築基準法施行令、その他で事細かに規制されています。なかでも防火地域、または、準防火地域にある建築物の外壁で、延焼のおそれのある部分の開口部については、中からの火は最小限に食い止めて外へ出さない。外からのもらい火を防ぎ、延焼を防止するために「防火設備」(防火戸)の使用が義務づけられています。

●防火性の種類

防火設備には、使用の目的と場所によって次の種類があります。

●特定防火設備……
火災の拡大を防止するものであり、防火区画や防火壁の開口部、外壁の開口部、避難階段の出入口部分などに用いられています。
●防火設備…………
主として、開口部の延焼防止を目的として、防火区画の一部や外壁の開口部などに用いられています。

●防火性の規定と認定

防火設備は、政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるか、国土交通大臣の認定を受ける必要があります。防火設備についての国土交通大臣の認定を受けるためには、指定性能評価機関※において試験を実施し、事前評価を受けることが必要です。
※指定性能評価機関とは、国土交通大臣認定の事前評価を実施する機関で、原則として試験と評価の両方を実施します。

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年々深刻化する建物への侵入犯罪の増加に対して、国と民間が合同となり、防犯対策に取り組みがすすめられており、平成14年11月に「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置されました。

●防犯性の高い建物部品

官民合同会議では、「建物部品の防犯性能とは、工具類等の侵入器具を用いた侵入行為に対して建物部品が有する抵抗力をいうものとする。」としています。同会議では、15年度中における試験の結果に基づき、侵入までに5分以上の時間を要するなど一定の防犯性能があると評価した建物部品を「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載し、公表しました。「防犯性能の高い建物部品」を広く皆様への普及促進を行う上で、共通呼称(防犯建物部品)とシンボルマーク(CP)が官民合同会議にて作成されました。このマークは、「防犯性能の高い建物部品リスト」に公表記録された「防犯建物部品」にのみ与えられています。

about2_09 中高層建物(ビル・マンション)の出入り口に使用される鋼製軽量ドアは、防犯性能の高い建物部品としての性能が重要です。防犯建物部品と従来品は外観から一見しただけでは従来品と判別がつかないものがありますが錠や締まり金物の機構の強化、部材構成上の工夫などによって、防犯性能をより高めた侵入しにくい構造・仕様になっています。

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万一地震が起こった際に住居内にいた場合、地震によってドアが変形も扉を解放できることが、安全への第一歩です。玄関ドアの耐震性は面内変形追随性で評価され、戸先部のストライクや扉と枠のクリアランスを確保などにより対応しています。

●面内変形追随性とは

面内変形追随性(対震性)とは、地震等の外力によりドア枠に変形が生じても戸の開放が可能であるかを表す機能です。面内変形追随性(対震性)は、ドアの高さ寸法に対する上下枠の面内変位の度合いで表します。面内変形追随性(対震性)は、JIS等級により性能(判定基準)が規定されています。

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断熱性とは、熱が移動するのをどれくらい抑えることができるかを表す性能です。ドアの断熱性は建築物の地域性・立地条件・居住環境等により選定します。選定の目安には、「省エネ法」「品確法」に規定または推奨された開口部の断熱基準等があります。

●熱還流率

断熱性は熱貫流抵抗(R値)または熱貫流率(K値)を基準とした等級で表します。熱貫流率(K値)の単位は、内外空気の温度差が1度あるとき、1m2当たり1時間につき、何W{Kcal}の熱が移動するかを表します。

about2_17 地域ごとの推奨断熱性能
建設省告示では、暖房度日の値によって、日本全国を6地区に区分して、それぞれの地域の住宅開口部の推奨断熱性能が定められています。右表によって、各地域の必要等級の目安を知ることができます。この地域区分は比較的大きな単位を用いているため、位置や地形、環境による暖房負荷の違いを考慮して選択する必要があります。

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塩害とは塩分を含む風などによって、ドア本体や枠・部品などに腐食・さびが発生することをいいます。建物や住まいの顔であるドアの美観を損なわないようさびに強い材料や加工を施した部材などで対応しています。しかし、さびの発生を遅らせるには、定期的なお手入れが重要です。

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